EMUPARIS

◎ご購入の前には必ずSHOPPING GUIDEをご一読下さい。
ご質問等ございましたらご購入前にCONTACTページよりお気軽にお問い合わせください。

◆品番：N-02856
◆サイズ：縦21cm × 横23.5cm × 奥行き8cm、重さ約1.3kg
◆買付国：フランス
◆推定年代：1950～60年
※撮影時のディスプレイ小物等は含まれません。

フランスのFFR社（Fils de Francois Romanet）のゼンマイの機械式時計です。

この時計の特徴はなんと言っても時報が付いていることです。
1時に1回、2時に2回、、、12時に12回と毎時にその数のベルが素敵に鳴り響きます。
また毎時30分にも1回鳴ります。
（時報は実際の時間より全て3分程遅れて鳴ります。）
（インスタグラムにベルの鳴る様子をUPしています。）

時報を鳴らないようにするには時報用のゼンマイを巻かないか、裏の右側の「S」と書かれた箇所の内部に見えるレバーを下げて下さい。
レバーを上げるとベルが鳴る状態になります。

文字盤の数字の下に暗くなると発光する樹脂が使われていることも特徴の一つです。

正面にはゼンマイを巻く穴が2箇所ありますが、左側が時報用、右側が時計用になります。
手前のガラスカバーを開けて、付属の鍵で時計回しにゼンマイを巻けばカチカチと動きだします。
完全に巻き上げれば 1週間ほど稼働しますが、4～5日に一回巻いて頂くことをお勧めします。
また強く巻き過ぎないように気を付けて下さい。
機械内部は出来る限り掃除をし、油をさしています。
稼働確認していますが、今のところ特に問題なくほぼ正確に動いています。

進み具合は多少調整できるようになっています。
裏側の「ー」「+」と書かれた間にあるプラスチックカバーを外すと中にレバーがあるので、それを左右に動かして調整します。

文字盤が少し薄っくなっている箇所や針の蛍光塗料に部分的な剥離があります。
またカバーガラスのゴールドの縁に若干クスミがあります。
裏のカバーに少しサビがでていますが、球面ガラスに目立つキズはなく全体的には良い状態です。

ヴィンテージの機械式時計はクォーツ式時計で体験できないゼンマイを巻く所作やカチカチという音が楽しめる味わい深いものです。
この年代のものとしては全体的には良い状態で、機械式を堪能できる素敵な時計です。

※当店では機械式で動きの悪いものはクォーツ式に交換しておりますが、ほぼ正確な稼働を確　認できるものは機械式の良さを味わって頂く為にそのままにしております。

※ヴィンテージの機械製品の為、多少の誤差が生じることはあります。
　また永年の稼働の保証は致しかねますのでご留意下さい。